前職ではインフラ企業や金融機関で8年間、リテールおよび法人向けの営業職として勤務しました。個人・法人問わず、相手の課題を丁寧にヒアリングし、最適なソリューションを提案するコンサルティング力には自信があります。
長男誕生後に教育業界への関心が高まり、自身の法人・個人の営業経験を活かしてキャリアチェンジを決意しました。現在は、教務職としてエリアマネジメント、学校法人対応、保護者・生徒対応まで幅広く担当しています。
教務職として地方マーケットの拡大に取り組む中で、私はオンラインを活用した校舎運営スキームの確立に注力しています。この取り組みは、当社の優秀な講師資源を有効活用し、地方へオンライン授業を配信することで、都市部と地方の教育格差を是正できる可能性を秘めていると確信しています。
成果を出すために意識したことは、「思考量」と「行動量」の2点にこだわるという、シンプルな発想です。
まず行動する前に、丁寧に状況を整理し「どんな進め方が最適か」を考えきることを大切にしています。生徒の志望校をヒアリングしたうえで、偏差値や受験科目、必要点数を調べ、使用する教材や提案内容を組み立てます。さらに、その提案に説得力を持たせるためのトーク展開を構想し、実際にロープレを行う——ここまでを“入念な事前準備”として徹底してきました。個別指導だからこそ生徒一人ひとりの情報共有の場であるミーティングを大切にしています。
そのうえで、現場に入ったら複雑に考えすぎず、準備した型に沿ってシンプルに行動することに集中します。
この「事前に思考を極大化し、現場では単純化する」というルーティンを徹底したことで、無駄な試行錯誤を減らし、スピード感のある成果創出につながりました。
