私はこれまで、私立高校の教員、中学受験塾の教室運営（副教室長）、建築会社の施工管理と、複数の職種を経験してきました。 それぞれの現場で、塾業界で必要となる生徒指導力、保護者対応力、調整力に繋がるスキルを身につけました。
それらの経験を通じて培われた私の最大の強みは、「その人に応じた距離感でコミュニケーションを取り、悩みを聞き取れること」です。 塾業界で営業成績2位を獲得できたのも 、この姿勢があったからだと考えています。 悩みを聞き、甘い言葉だけでなく、受験のプロとして厳しいこともお伝えする。その上で、一緒に目標に向かって寄り添う姿勢が信頼関係に繋がり、現職の業績にも繋がっていると感じています。
教室長として、圧倒的な成果を数字で残せたことです。担当して3年目には校舎を導入校NO.1に発展させることができました。
私が長年、この仕事を続けられるモチベーションの源泉は、二つあります。
一つは、模索しながら運営する中で、このように管理職への昇格といった「目に見える形で成果が出たこと」 。社の公平人事の理念を体現できました。 そしてもう一つは、生徒の存在です。業務が大変だと感じた時も、生徒面談で悩みを聞き取り、課題が解決した時の「晴れやかな顔と感謝の言葉」に触れると、これからも頑張ろうと思えるのです。
昨年度、上位コースの生徒に対し、1人ひとりのカリキュラムを作成して個別授業を行いました。これは会社の業績だけでなく、学校の進学実績向上にも役立てられる、非常に意義のある提案だったと誇りに思っています。
この成果は、決して私一人の力ではありません。 実現できたのは、毎日の学校の管理職の先生方との面談で、学校が抱える悩みを聞き続けたこと。そして、上長との相談を重ね、自分一人では発想できない運営手法を提案できたからです。
また、課題だった中学2年生の継続率改善など課題と要因を特定し、講師の協力を得ながら解決して、校舎全体の成長に繋げるように工夫しました。
