入社の決め手は、学生時代からアルバイト講師として働いてきた経験です。スクールTOMASでの授業には自信があり、特に生徒との関わりにおいては、この経験を活かして活躍できると確信していました。
一方で、大きな不安も感じておりました。 講師の業務は、授業をはじめとした生徒との関わりが中心です。 しかし社員となると、保護者や学校の先生方など、関わる相手が一気に広がります。そうした「大人の方々」との関わりにおいて、自分はどう振る舞えばよいのか。そこが、私のスタートラインでした。
最も成長を実感したのは、ある新高校3年生の保護者様へ、受験対策の契約提案を行った時です。 まず生徒との面談で「夢の第一志望校」を設定し、その大学を徹底的にリサーチしました。そして、生徒の現状の理解度（単元ごとの成績など）を分析し、「なぜ、この授業が、これだけ必要なのか」という明確な根拠を資料にまとめました。
講師とともに生徒の課題を見つけ、学校の先生に試験範囲を聞き、情報を総合して保護者に提案する。 それは、社員としての「総合力」が試される瞬間です。 生徒のためを思って集めた根拠を丁寧にご説明した結果、契約をいただくことができました。 “根拠に基づき、生徒に必要な量を臆せず提案する”という基本を、実体験で学んだ成功体験です。
